香箱ガニ（セイコガニ）まもなく解禁！

この季節がついにやってきました！！！

カニを楽しみに待っていた方はもちろん、中でも香箱ガニを待ち望んでいたあなた！

それはもうカニに精通している証拠ですね。

香箱ガニの美味しさを知ってしまったら、それはもうほかのカニには見向きもしなくなります。。。

そんなカニの中でも究極のカニ。

香箱ガニ（セイコガニ）が11月6日解禁されます！！！

県内の各港では、漁業者が5日午前からカニ漁の準備を始め、石川産であることを示す青いタグなどを漁船に積み込みます。準備を終えた漁船は５日午後１０時過ぎから家族らに見送られ、次々と港を離れ各漁場へ向かい、解禁の6日午前0時、漁船が底引き網を投下、網を引いて海底にいる加能蟹・香箱蟹をとります。（※1　底引き網漁）

県内では輪島で４２隻、蛸島で１７隻、橋立で８隻などがそれぞれ出漁し、漁船に乗り込む漁師は「１匹でも多い水揚げになってほしい」と期待を寄せます。

6日午後に漁船が続々と帰港し、漁師とその家族が発砲スチロールの箱に生きのいい紅色の加能ガニ・香箱蟹を詰め込んでいきます。

そして、その日のうちに競りに掛けられ、翌7日には鮮魚店やスーパーの店頭に並びます。

漁期は、オスの加能ガニは3月20日、メスの香箱蟹が自然保護の為12月29日までとなっています。

したがって、メスの香箱蟹が食べられる時期は約２ヶ月しかありません！

参考までに

新潟以北の海域では、ズワイガニの漁期は10月1日～翌年5月31日となっています。

北海道で食べるズワイガニは、春が旬です。

※1　底引き網漁

底引き網漁とは、袋状の網を海に投げ入れて海底の魚をとる漁法です。底引き網漁には、比較的大きな船で数日間に渡って行われる沖合い底引き網漁、比較的小さな船で日帰り操業により漁獲する小型機船底引き網漁などがあります。

底引き網漁によって獲れる魚はでは、加能ガニ・香箱蟹・タイ・ヒラメ・カレイ・ニギス等が挙げられます。